うえだ歯科医院では、予防こそが歯科医院 最大の使命と考えています。虫歯になってから通うというこれまでの歯科医院の概念を変えたいと思い、日々の診療に取り組んでいます。
師走です。
もう師走ですね。あっというまにあと残すところ1ヶ月を切りました。
今日の話題は、前回のブログで最後に予告しました「中村 哲先生」についてです。
私が先生のことを知ったのは、テレビのなかで紹介されていたVTRでのことでした。
先生がそこでおっしゃっていたことは、「アフガンにはアフガンの文化があり、他の国の文化を無理強いして入れていっても決してその国は良くはならない」といった趣旨のことで、国連や自衛隊が介入していることに異を唱えていらっしゃいました。
それともう一つ興味があった事は、「医者としてアフガンに赴いていったのに、なぜ土木作業を行っているのか?」ということでした。
実際講演を拝聴していると、あまりに医療事情が悪く、もともとハンセン病治療のために赴いたのだが、他の感染症に対しても深刻な状態であり、それ以上に重大な大干ばつに国全体が見舞われていたために、それに対する治水工事が必要と考え、医者の仕事よりも今は、シャベルカーを扱っている方が多い時間を割いているとの事でした。
このなかで印象に残った言葉は、
「まず、自分がやれることをしっかりやる。決して利益を考えることはせずに」
「アフガンの子供たちは、お金も食料もないのですが、笑顔が絶えません、笑顔がないのは、ボランティアと称してやってくるNPO法人の日本人の顔です」
朴訥とした言い方に、痛烈に今の日本やアメリカを中心とする国際社会を批判しているかのようでした。
しかし、メディアでは描かれていなかった本当のアフガンの姿を少しではありますが知りましたし、日本のメディアのなかでもっともらしく論じている評論家に対しても、知ったかぶりするな!とこの講演を聴いたあと思いました。
中村先生、これからも頑張ってください。
あと、この学会中に幽霊騒動がありました。これもかなりマジ話なんでというか、まだ引きずっている状態なので、普通に言えるようになったら、またご披露しようと思います。
かなりびびりますよ・・・
投稿者 うえだ院長 : 2007/12/02 | コメント (0) | トラックバック (0)
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